お久しぶりです。島犬と言います。
今回は僕が令和2年の10月試験で宅建に合格した時に使ったテキスト紹介&レビューをしたいと思います。
宅建に興味があるor受けようかなって思っている人、宅建のテキスト選びに迷っている人...etcの参考になればと思います!
- What's 宅建?
- なぜ宅建を取ろうと思った?
- かかった費用&時間は?
- 使ったテキストは?
- 問題集&過去問は?
- 法改正&統計はどうする?
- 配点や点数配分は?
- 令和2年度10月本試験はどうだった?
- 大学生がとるべきか?役に立つ?
- ☆まとめ☆
What's 宅建?
そもそも宅建っていうものか何かって言うと”宅地建物取引士”という国家資格です。(平成26年から宅地建物取引主任者から名称変更になりました。)
例えばアパートやマンションの賃貸や売買の契約の時に賃貸や売買の仲介会社で説明を受けたりしたことがあれば思い浮かぶと思うんですが、まさにその説明してくれた人が宅建士です。(これを重要事項説明と言います)
こういった重要事項説明は宅建士にしかできない独占業務ですし、宅建業者は5人に1人は宅建の資格を持っている人を置くことを法的に義務付けてられています。(法的需要)
そのため求人も多い資格となっており持っていると安心感があります。
民法も学習の内容に入っているので法律の入門にもなりますし、不動産、金融周りの知識を一通り学ぶこともできます。
別に不動産業界に興味ないよって人も宅建で身につけた不動産や金融の知識は将来役に立つことがあると思います。
また、知名度も高く、難易度も資格試験の中では手ごろな方なので、(取るのに何年もかからない)初めて資格を受けるとか資格試験何か取ろうかなって考えている人にもおすすめできると思います。
なぜ宅建を取ろうと思った?
僕が宅建を受ける準備を始めた理由は悪徳賃貸不動産の業者に騙されないようにするためです。以前賃貸を仲介してもらった業者が重要事項説明を省略したり、敷金を言わないと返してくれなかったこともあり「自分も不動産についての知識がないと今後も苦労することがあるかもしれない」って強烈に思ったことが動機です。
将来、賃貸物件を選ぶ時や家や土地を買うといった大きな決断をする際に、嫌な思いをしたくない、そして勉強するならどうせなら資格も取ってしまおうと、宅建を受ける決意をしました。
かかった費用&時間は?
かけた費用は、独学だったのでらくらく宅建塾のテキストと問題集3冊、市販の模擬試験(計:約10000円)と受験料だけでした。合計で3万円弱くらいだと思います。
かかった時間は、毎日1時間で、毎月だいたい30時間くらい勉強して(直前期はもうちょっと多いかも)5月の中頃から開始し、約半年の一発合格でした。
使ったテキストは?
使用したテキストは、らくらく宅建塾(宅建学院)というテキストでした。
僕が宅建の勉強を始めた時は、完全な法律の初心者でしたし資格試験の勉強をしたことは一度もなかったので、最初書店で参考書を見に行ったときは、1000ページ近いテキストが並んでいるのを見て完全に圧倒されてしまいました。
その中でらくらく宅建塾(以下宅建塾)のテキストは、ページ数が500ページ程度と通読しやすく、かつ口語口調で法律の初心者だった僕にもわかりやすかったのです。
テキストを書店で一通りのテキストを見た中では、多分一番文章の表現がくだけていると思います。あとゴロの掲載も一番多いと思いますね。重要事項説明や37条の記載事項は分量が多かったですが、ゴロでまとめて覚えることができました。
独学で口語口調のテキストがいいとか、いきなりページ数が多いのは自信がない、ゴロで覚えるのが好きだって人には断然おすすめです!
問題集&過去問は?
テキストと統一感を出すため問題集と過去問も全部らくらく宅建塾で統一しました。問題集は宅建塾のテキストの参照ページが記載されていて調べる時の手間が省けました。
また、15年分近く分野ごとに掲載されているので十分な問題を解くことができるのも大きなメリットだったと思います。
らくらく宅建塾シリーズを通して使った感想としては、テキストをある程度要点に絞って書いてある分、問題集で内容を補完している部分があるのでテキストを使った人は問題集も通して使用することがオススメです。
表紙で舐められてる感がありますが、宅建塾シリーズはかなりの本格派です。試験内容を十分に網羅できていました。
宅建の本試験も過去問で問われている内容が、問われ方をかえて何度も出題されているので最低10年くらい解いておくといいと思います。
法改正&統計はどうする?
法改正は宅建塾の市販の模試を使って対応しました。(そもそも最新のテキストを買えば法改正にはある程度対応していると思います。)
また、毎年変わる統計については、幸せに宅建に合格する方法というwebサイトの最新統計のページをプリントアウトして試験一週間前から目を通しておきました。
結果、本試験最後の統計の問題を無事1問ゲットできたのでめちゃお勧めです。
以下リンクを貼っておきます。
配点や点数配分は?
毎年分野ごとに出題される問題が決まっています。
具体的には、50点満点で1問1点で権利関係14問、宅建業法20問、法令制限で16問。
よく言われている理想的な得点配分としては宅建業法を満点近く取り、権利関係、法令制限での失点を抑えること。
近年は合格点が高い年もある(令和2年度10月試験は38点)ので注意が必要です。
令和2年度10月本試験はどうだった?
試験直後は、冒頭にあった権利関係の難しい問題が気になって手応えはあまりありませんでしたが、自己採点すると結果的には50点中45点取れていて余裕を持って合格することができました。(権利関係13/14、宅建業法18/20、法令制限14/16)
ちなみにこの年は、合格点が38点と過去一番に高い点数だったようです。
大学生がとるべきか?役に立つ?
新卒の就活に関しては経験がないのでわかりませんが(ちなみに宅建の知識が医学部の内容で役に立った経験はいまのところゼロ... )、
資格の知名度が高いので、評価してくれる人がいたり、宅建の話題を通して仲良くなってコミュニティが広がったり、他の資格も受けてみようかなというモチベーションのアップにつながりました。
もちろん、賃貸物件や不動産を見る目は養われますよ!
☆まとめ☆
・宅建は国家資格で合格は一生有効!法的需要あり。求人も多い。
・資格を初めて取る人にもおすすめ。
・独学なら、参考書はらくらく宅建塾シリーズが個人的におすすめ。