今回は、山陰地方で数少ない二郎インスパイアのお店の一つ、篠寛ジローについてレビューしたいと思います。
篠寛ジローとは?
篠寛ジローは元々は出雲市駅の高架下にある「篠寛」っていうラーメン店の派生店です。しかし、本店である篠寛は、坦々麺や塩、醤油ラーメンを中心にしたお店であり二郎系を扱うお店ではありません。
2019年夏限定で篠寛本店において試験的に二郎系が提供されており、それが高評だったのか、別店舗の「篠寛ジロー」として2020年1月に開店しました。
今ある場所には、2021年7月に移転してきて、それまでは別の場所で営業してきました。
ロケーションに関しては、島根大学出雲キャンパスや島根県立出雲工業高校といった学校により近いものになりました。
店構えも二郎にあるようなでっかい黄色い看板などが設置され本家の二郎っぽい感じになりました。
(コールの代わりに使うオーダーシート。ニンニクやヤサイの量を記入する。)
入店から着丼まで
本家二郎と同様、食券式です。(紙ですが。)
次に小中大でサイズを選びます。通常のラーメンの量感は小は200g、中が250g、大は300gで50g刻みになっています。(値段は2021年12月現在、小が800円、中が850円、大が900円。)つけ卵とオニオンフライトッピングなんかもあります。
通常二郎は、普通のサイズが300gなんで量に関しては少し少なく感じるかもしれません。
また「ニンニクアブラカラメ」などコールするんじゃなくて、紙のオーダーシートにニンニク、アブラ、野菜の量などを記入します。*1
なのでコールはありません。
逆にコールなど知らなくてもいいので、初心者には安心です。本家のような早く食えや的な圧迫した雰囲気もないんで家族連れでも来れる店で安心です。
だから普通の一般的なラーメン店に行くノリでいって大丈夫です。
入店後は席に案内されて食券とオーダーシートを渡して待ちます。
お水はセルフじゃなく店員さんが出してくれます。
(画像は、大900円。野菜普通、ニンニク多め、背脂無し。)
味は?
個人的に味は本物の二郎とは違うのかなと思います。スープですがなんて言ったらいいかわかりませんが、豚臭さがあんまりないです。
一方で麺は太くて、ガシガシ麺です。デフォルトで麺は硬めで、麺に関してはなかなかよく二郎を再現されているなと思います。(自分が行ったことのある店だと麺は藤沢店に近い)
結論
色々本家の二郎と違うところはありますが、ラーメンとしては美味しいですし僕自身何回も通っています。そもそもインスパイアなので全部二郎に似せる必要はないと思いますし。
山陰で二郎系を食べられる店は限られるので近くに住んでいて行ったことのない方は試してみてはどうでしょうか??
ツイッターもやっていて期間限定メニューなどが発信されています。
また僕は利用したことはないのですが、テイクアウトもできるみたいです。
営業時間 AM11:00~PM2:15、PM5:30~PM7:45(土曜日は午後営業なし)
★まとめ★
・出雲市唯一(?)の二郎インスパイア
・コール不要。家族連れでも行ける一般的なラーメン店の雰囲気。
・ガシガシ麺で麺は再現度は高め。個人的な感想は全体的にもっと豚豚しくあってほしい。
*1:野菜はもやしが9割、キャベツ1割くらい。